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LUNCトラッカーの使い方
このページ上部のトラッカーは、小さなTerra Classic用ブロックエクスプローラーです。トランザクションハッシュ、terra1で始まるウォレットアドレス、terravaloper1で始まるバリデーターアドレスのいずれかを貼り付けてボタンを押すだけ。ブラウザから公開されているTerra Classicのノードに直接問い合わせ、結果を分かりやすい言葉で表示します。技術的な詳細まで見たいときは、同じ記録をGalaxy Finderで開くリンクも用意しています。
入力する値には、それぞれ見分けやすい形があります。トランザクションハッシュは数字とAからFの英字からなる64文字です。通常のウォレットアドレスはterra1に38文字が続き、スマートコントラクトのアドレスはそれより長くなります。バリデーターのオペレーターアドレスはterravaloper1で始まり、ステーキング画面で目にするものです。「無効な入力」と表示されたら、たいていはスペースが混ざっているか、文字が欠けているか、別のチェーンのアドレスをコピーしています。0xで始まるアドレスはEthereumやBNB Chainのもので、そこにあるのはラップドLUNCだけ。ネイティブのLUNCが入ることはありません。
LUNCのトランザクションの読み方
トランザクションのカードには以下の項目が表示されます。「送金が届かない」という疑問の大半は、ステータス・送金先・メモの3つで解決します。
| 項目 | 意味 | 確認すべき点 |
|---|---|---|
| ステータス | 成功か失敗か(失敗時はエラーコード付き) | 失敗なら動いたのは手数料だけ |
| タイプ | MsgSendやMsgDelegateなどのメッセージ | やろうとした操作と一致しているか |
| 送信元/送金先 | 送信者と受取人(またはバリデーター、コントラクト) | 受取人が指定されたアドレスと一致するか |
| 数量 | 最初のメッセージに含まれるコイン | 単位はLUNC。1 LUNC = 1,000,000 uluna |
| メモ | 送信者が添えた自由記述のテキスト | 取引所への入金には正確なメモが必須 |
| ブロックと時刻 | 取り込まれた高さとタイムスタンプ | 取り込まれていれば確定 |
| 手数料 | 送信者が支払ったガス代 | トランザクションが失敗しても支払われる |
| 使用ガス/上限ガス | 実際に使った量と設定した上限 | 上限近くまで使っていればガス不足の可能性 |
実際に何が起きたかはタイプを見れば分かります。MsgSendは通常の送金、MsgDelegateとMsgUndelegateはステーキング操作、MsgWithdrawDelegatorRewardは報酬の受け取り、MsgVoteはガバナンスへの投票、MsgTransferはOsmosisなどほかのCosmos系チェーンへのIBC送金、MsgExecuteContractはDEXでのスワップのようなスマートコントラクトの操作です。1つのトランザクションに複数のメッセージが含まれる場合、トラッカーはすべてのタイプを一覧表示しますが、送信者・送金先・数量は最初のメッセージの分だけを表示します。残りはGalaxy Finderで開いて確認してください。
Terra ClassicはCometBFTのコンセンサスを使っているので、トランザクションがブロックに入った時点で確定します。Bitcoinのように承認数を待つ必要はありません。ブロックはおよそ6秒ごとに生成されます。トランザクションがブロックに入っているのに取引所が「処理中」と表示し続けているなら、遅れているのはチェーンではなく取引所の側です。
手数料・ガス・バーン税
Terra Classicのトランザクションはすべて、LUNCでガス代を支払います。ウォレットが必要なガス量を見積もって余裕を上乗せし、それにガス価格を掛けます。チェーンの基準価格はガス1単位あたり28.325 ulunaです。トラッカーの「手数料」欄は送信者が支払った額、「使用ガス/上限ガス」は上限のうちどれだけ使ったかを示します。使用ガスが上限とほぼ同じで、ステータスが失敗になっていれば、ガス不足で止まったということです。たいていは上限を引き上げて再送すれば解決します。
課税対象の送金にはバーン税もかかります。税率は提案12223(投票締切は2026年8月2日)でガバナンスが1.5%に設定したもので、今後も投票で変わる可能性があります。そのうちバーンされるのは1.2ポイントだけで、残りはコミュニティプールとオラクル報酬プールに入ります。徴収方法は2通りあり、どちらだったかはトラッカーで見分けられます。ウォレットが付けた手数料がガス代と税の両方をまかなえる場合は、税が上乗せで徴収されます。手数料欄はガス代だけの場合より大きく見え、受取人は全額を受け取ります。手数料がガス代しかカバーしていない場合は、チェーンがリバースチャージを使います。税は送金額から差し引かれて受取人の受け取りは少なくなり、Galaxy Finderのような本格的なエクスプローラーのイベントログには、reverse_chargeと記された税の支払い記録が残ります。
計算例を挙げます。課税対象の送金で1,000,000 LUNCを送ると、約15,000 LUNCが税になり、そのうち約12,000 LUNCが消滅します。すべてが課税されるわけではありません。委任・委任解除・報酬の受け取りは非課税で、IBC送金も対象外、取引所のオーダーブック上での売買はそもそもチェーンを通りません。スマートコントラクトに送るコインは非課税ですが、コントラクトからウォレットに支払われるコインは課税されます。取引所への入金・出金は課税対象で、免除ゾーンに入っているのはBinanceの内部送金だけです。詳しいルールはLUNCバーン税のガイドをご覧ください。
ハッシュは領収書がわり
LUNCを動かしたら、トランザクションハッシュを必ず控えておきましょう。取引所やサポート窓口とのトラブルを解決できる唯一の証拠です。
ウォレットの読み方:LUNCウォレットトラッカー
terra1アドレスを貼り付けると、トラッカーは4つの数字を表示します。「残高」は自由に送れるLUNCで、保有しているUSTCやほかのトークンの数も併せて表示します。「ステーキング」はバリデーターに委任しているLUNCで、自由残高には含まれません。「報酬」は獲得済みでまだ受け取っていないステーキング報酬です。「アンボンディング中」は委任を解除したものの、21日間のアンボンディング期間がまだ終わっておらず、期間明けまで動かせないLUNCです。
この内訳を知っていれば、よくある勘違いを避けられます。LUNCの大半をステーキングしたあと、自由残高しか表示しないウォレットアプリを開いて「コインが消えた」と青ざめる人がいます。ここにアドレスを貼れば、ステーキングの数字を見て無事だと分かります。トラッカーは閲覧専用で、資金を動かすことはできず、シードフレーズを求めることもありません。ウォレットを接続しなくても、自分のコールドウォレットを含め、どの公開アドレスでもこの方法で見守れます。ステーキングを検討するなら、LUNCステーキングガイドで現実的な利率(年およそ2%)を確認してください。
バリデーターの確認
terravaloper1アドレスを入れると、バリデーターのモニカー(名前)、アクティブ・非アクティブ・ジェイル中のいずれか、LUNC建ての投票力、手数料率、Webサイトが表示されます。表示される手数料はオンチェーンの料率で、信頼してよいのはこの数字だけです。バリデーター名は自由に付けられるため、実際にチェーンが課す料率とは違う手数料をうたうモニカーもあります。また、大きなバリデーターはダイナミック・コミッションのルールにより、最大20%まで高い手数料を課すことが義務づけられています。
ジェイル中とは、主にダウンタイムやオラクル投票の取りこぼしでペナルティを受けた状態で、その間は報酬を得られません。委任先がジェイル中なら、再委任を検討しましょう。LUNCバリデーターのページでは現在のアクティブセットと選び方を、LUNCガバナンスのページではバリデーターの投票の仕組みと、自分の票で上書きする方法を解説しています。
コインの場所は把握できた?買い増すなら
カードでUSDTを買い、LUNCを扱う取引所へ送ってから、ここで確認できるterra1アドレスに出金しましょう。
日本にお住まいの方へ:これらのボタンの先にある取引所は日本居住者を受け付けておらず、金融庁に登録された取引所でLUNCを扱うところもありません。
入金・出金を確認する手順
取引所への入金が遅いと感じたとき、私たちが毎回行っている確認です。2分ほどで終わり、サポートに必要な情報がそろいます。
ハッシュを見つける
入金ならウォレットのアクティビティ一覧から、出金なら取引所の出金履歴にあるTXIDをコピーします。
トラッカーに貼り付ける
見つからないと表示されたらハッシュを再確認します。出金でハッシュがまだない場合、取引所はまだ何も送っていません。
ステータスと送金先を確認
ステータスが成功で、送金先が入金アドレスと一字一句一致している必要があります。
メモを確認
取引所への入金には、入金ページに表示された正確なメモが必要です。メモの空欄や誤りは、入金が反映されない原因の筆頭です。
数量と時刻を確認
想定した額と比べます。バーン税と手数料の分だけ着金額が減ることを念頭に置いてください。
証拠を添えてサポートに連絡
すべて正しいのに反映されない場合は、ハッシュ・数量・メモを取引所に送ります。
Binanceを含め、取引所はウォレットのメンテナンスを理由にLUNCの出金を止めることがあります。いつまでもハッシュが出てこない出金は、たいてい取引所の側で止まっています。コインを外に移すつもりなら購入前に出金状況を確認し、LUNCを扱う取引所はLUNC取引所のページでチェックしてください。
LUNCのバーンをオンチェーンで確認する方法
バーンされたLUNCは、チェーンのバーンモジュール・アカウントであるterra1sk06e3dyexuq4shw77y3dsv480xv42mq73anxuという1つのアドレスに送られます。トラッカーに貼り付けると残高はゼロと表示されますが、これはバグではありません。バーン税でも、Binanceのまとめてのバーンでも、保有者の自主的なバーンでも、ここに送られたものはすべて毎ブロックの終わりにチェーンが消滅させます。バーンウォレットの残高が増え続けていると表示する古いダッシュボードは、2022年以前の仕組みを示しているか、単に間違っています。
つまり、バーン量を正しく数えるには総供給量を見るしかありません。バーンが起きるたびに、チェーンが報告するLUNCの総供給量は減ります。コミュニティは2022年5月時点の約6.9兆LUNCを基準に数えており、オンチェーンの総量はその後およそ6.4兆まで減ったので、バーンの累計はおよそ4,600億LUNC前後になります。この数字には税だけでなく、大口の一回限りのバーンも含まれます。公開されている供給量のエンドポイントで自分で照会することもでき(値はuluna単位なので100万で割ってください)、LUNCバーントラッカーで推移を眺めることもできます。
個々のバーンは通常のトランザクションです。LUNCの現物・マージン取引手数料の半分を原資とするBinanceの月次バーンも、バーンアドレスへの送金であり、このプログラムによる累計は870億LUNCを超えています。バッチのハッシュが公開されたら、スクリーンショットを信じるかわりにトラッカーに貼って、数量・ブロック・時刻を自分で確認しましょう。各バッチはBinanceのLUNCバーンのページで追っています。
使えるほかのTerra Classicエクスプローラー
このトラッカーは手早く答えを得るためのものです。イベントログ、コントラクトの状態、全メッセージの一覧、ガバナンスの履歴が必要なときは、本格的なエクスプローラーを使ってください。以下は私たちが試した時点で動いていたものと、有名なのに使えない2つです。
| エクスプローラー | 得意なこと | LUNCに使える? |
|---|---|---|
| Galaxy Finder(Hexxagon) | トランザクション詳細・イベント・コントラクト | 使える |
| ATOMScan | ブロック・バリデーター・提案 | 使える |
| Terraport Finder | トランザクションとアカウント | 使える |
| LUNCdash Finder | トランザクションとアカウント | 使える |
| Valopers、Validator.info | バリデーターの実績 | 使える |
| LuncScan | チェーンの概要 | サイトは稼働中 |
| Mintscan | ほかのCosmos系チェーン | 使えない(非対応) |
| ping.pub | ほかのCosmos系チェーン | 使えない(エラーを返す) |
| Etherscan、BscScan | ラップドトークンのみ | ネイティブLUNCには不可 |
Terraform Labsの旧Terra FinderもClassic用のページは表示されますが、Terra Stationと同じ停止済みのバックエンドに依存している可能性が高いため、私たちは頼りにしていません。「lunc etherscan」や「lunc bscscan」で検索した場合も、それらのサイトに表示されるのは各チェーン上のラップドトークン(名称はLUNA)だけだと覚えておいてください。詳しくはラップドLUNCのページで解説しています。Galaxy StationなどのウォレットはGalaxy Finderに直接リンクしており、今も使えるウォレットはLUNCウォレットのガイドで紹介しています。
プライバシー:照会で何が知られるか
このサイトは静的サイトなので、照会が私たちのサーバーを経由することはありません。ブラウザはPublicNodeとHexxagonが運営するTerra Classicの公開ノードへ直接問い合わせます。一般的なWebリクエストと同じく、ノードの運営者にはあなたのIPアドレスと照会内容が見えます。気になる場合はVPNを使うか、自分でノードを立ててください。
より大きなプライバシーの問題は、ブロックチェーンそのものです。Terra Classic上の残高・委任・送金はすべて永久に公開され、あなたのterra1アドレスと名前を結びつけた人は、コインの動きを追えてしまいます。メインのアドレスを身元と一緒に公開するのは避け、寄付やプレゼント企画のような公開の場には別のアドレスを使うことも検討しましょう。メモも公開されるので、個人情報は絶対に書かないでください。
よくある質問
おすすめのLUNCエクスプローラーはどれですか?
イベントログやスマートコントラクトまで含めて詳しく見るなら、HexxagonのGalaxy FinderがTerra Classicで最も充実したエクスプローラーです。ATOMScan、Terraport Finder、LUNCdash Finderも使えます。トランザクションハッシュやウォレット、バリデーターをさっと確認するだけなら、このページのトラッカーが公開ノードから直接読み取ります。
LUNCのトランザクションはどうやって確認しますか?
ウォレットや取引所の出金履歴から64文字のトランザクションハッシュをコピーし、トラッカーに貼り付けます。成功したかどうか、送信者、送金先、数量、メモ、ブロック、手数料が表示されます。失敗したトランザクションでもガス代は支払われます。
LUNCはEtherscanやBscScanで確認できますか?
できるのは、EthereumとBNB Chain上のラップドLUNC(シンボルはLUNA)だけです。ネイティブLUNCはTerra Classic上にあるため、そのトランザクションやterra1アドレスはGalaxy Finderやこのページのトラッカーなど、Terra Classic対応のエクスプローラーでしか見られません。
MintscanはTerra Classicに対応していますか?
対応していません。Cosmostation自身のチェーンリストでTerra ClassicはMintscan非対応とされており、ping.pubのTerra Classic用ページもエラーを返します。Galaxy Finder、ATOMScan、Terraport Finder、LUNCdash Finderを使いましょう。
LUNCのトランザクションが見つからないと表示されるのはなぜですか?
ハッシュに入力ミスがあるか、トランザクションがブロックに取り込まれなかったか、取引所がまだ出金をブロードキャストしていないかのいずれかです。Terra Classicのブロックはおよそ6秒ごとに生成されるため、本物のトランザクションならすぐに表示されます。取引所にハッシュが表示されていないなら、オンチェーンではまだ何も起きていません。
出典
- Terra Classic LCD(publicnode)— トランザクションAPI · 公開ノード
- Terra Classic LCD — LUNC総供給量 · オンチェーンデータ
- Galaxy Finder(Hexxagon) · ブロックエクスプローラー
- ATOMScan — Terra Classic · ブロックエクスプローラー
- Cosmostation チェーンリスト — Terra Classic · エクスプローラー対応設定
- GitHub — classic-terra/core · チェーンのソースコード
