このページ上部のコンバーターは、任意の数量のLUNCを、日本円、米ドル、トルコリラ、フィリピンペソ、インドネシアルピア、タイバーツ、ベトナムドン、韓国ウォン、リンギット、シンガポールドル、香港ドル、台湾ドル、インドルピー、ユーロに換算します。入力した数量にライブのドル建て価格を掛け、さらにライブの為替レートを掛ける仕組みです。どちらかのレートが取れないときは、推測値を出さずに計算を一時停止します。
このシンプルな計算には、落とし穴が2つ隠れています。1つ目は、LUNCの価格にはゼロが多すぎて、小数点をひとつずらすだけで答えが1000倍変わってしまうこと。2つ目は、日本円を含むほとんどの通貨にはLUNCの市場そのものがなく、表示される数字は取引できる価格ではなく計算値だということです。このページでは、ウィジェットで同じように試せる計算例を使って、その両方を説明します。
LUNCコンバーターの仕組み
数量を入力して通貨を選ぶと、使ったレートとともに結果が表示されます。クイックボタンには、実際によく検索される10万、100万、1,000万、1億、10億LUNCが用意されています。入れ替えボタンで換算の向きを逆にすれば、1万円や100ドルでLUNCが何枚買えるかも分かります。
内部では2つの値を使っています。ドル建てのLUNC価格はライブのマーケットデータで、LUNCの価格チャートと同じデータ元です。法定通貨のレートは公開の為替レートフィードから取得します。この2つを掛けたものが日本円などでの価値です。リラ、バーツ、ルピアの場合、結果は現地の取引所の価格に近くなりますが、ぴったり一致するわけではありません。現地の板にはそれぞれ独自の需給があるからです。
どちらの値も動くので、結果も動きます。ドル建てではLUNCの価格が横ばいでも、円やウォンが動けば円建て、ウォン建ての値は変わります。昨日の値と比べるときは、動いたのがLUNCなのか円なのかを確認しましょう。
小数点をずらさずに極小の価格を換算する
LUNCは1セントのごく一部の価格で取引されています。取引所では小数点以下8桁以上で表示され、オンチェーンでは1 LUNCが100万のuluna(ウルナ)という極小単位に分けられます。ウォレットがこの極小単位のまま表示することがあり、残高が実際の100万倍に見える場合があります。数字がおかしく見えたら、慌てたり喜んだりする前に、それがLUNC単位なのかuluna単位なのかを確認してください。
いちばん安全なのは、100万枚単位で考える習慣です。価格に100万を掛けると小数点が右に6桁、10億を掛けると9桁ずれます。一度紙に書いてやってみれば、コンバーターの答えがひと目で腑に落ちるようになります。
先物のティッカーにはもうひとつ落とし穴があります。バイナンスとBybitは無期限先物を1000LUNCUSDT、つまり1,000枚ひとまとめで上場しています。先物の価格は現物の1000倍なので、ウォレットにあるコインの換算に先物の価格を使ってはいけません。
ゼロを数えようステップごとの計算例
以下の例は、考え方を追いやすくするために切りのいい架空の数字を使っています。ライブのレートではありません。本当の数字はウィジェットで確認してください。
100万LUNCを米ドルに。LUNCが0.00004ドルで取引されているとします。100万を掛けると40ドルです。同じ価格なら、1,000万LUNCは400ドル、10億LUNCは4万ドルになります。計算はこれだけで、1Mや1Bのボタンは入力の手間を省いてくれるだけです。
1 LUNCは何円?価格は同じ0.00004ドルのまま、1ドル150円と仮定します。すると1 LUNCは0.006円、100万LUNCは6,000円、1億LUNCは60万円です。ただし日本円とLUNCを直接交換する市場はないので、これはあくまで計算上の値です。実際に円を手にするにはLUNCをUSDTに売り、そのUSDTを円に換えるという2段階が必要で、それぞれでスプレッドがかかります。
1 LUNCは何リラ?同じ価格で、1ドル50リラと仮定すると、1 LUNCは0.002リラ、つまり1クルシュの5分の1です。100万LUNCなら2,000リラになります。トルコのユーザーは、実在する市場であるバイナンスやBinance TRのLUNC/TRYの板を見て、この計算値より少し上か下で取引されているかを確かめることもできます。
円からLUNCへ。コンバーターの向きを逆にして1万円と入力してみましょう。上と同じ仮定(1 LUNC=0.006円)なら、手数料を引く前で約167万LUNCが買える計算です。「LUNCを何百万枚も持っている」がごく普通の文になるのはこのためです。何百万枚のコインの価値は、何百万円ではなく、数千円から数万円です。
実在する法定通貨ペアと計算上のレート
LUNCと直接取引されている通貨はごく一部です。それ以外の通貨では、コンバーターの数字はドル建て価格に為替レートを掛けたものです。私たちが確認した取引所の上場状況をもとに、どちらに当たるかを表にまとめました。
| 通貨 | 直接ペア | 取引所 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| TRY | あり | Binance、Binance TR | LUNC最大の法定通貨ペア |
| THB | あり | Bitkub、Bitazza | BitkubではLUNA_THB表記 |
| IDR | あり(薄い) | Indodax | 同所のLUNA/IDRはテラ2.0 |
| USD | あり | Kraken、Crypto.com Exchange | KrakenのティッカーはLUNA |
| EUR | あり | Kraken、Bitvavo | どちらもティッカーはLUNA |
| INR | 休眠状態 | Giottus | 最近の出来高なし |
| JPY、KRW、PHP、VND | なし | なし | ドル経由の計算値 |
| MYR、SGD、HKD、TWD | なし | なし | ドル経由の計算値 |
LUNCの出来高の大半は、バイナンス、KuCoin、Gate、MEXC、Bybit、Bitgetなど海外取引所のUSDTペアを通っています。USDTはドルにほぼ連動しているので、USDT建てとUSD建ての価格はたいていほぼ同じですが、同じ資産ではありません。インドネシアのPintuはLUNC/IDRの価格フィードを表示していますが、確認時には止まっているように見えたため、取引可能かどうかは確認できていません。上場廃止を含む取引所の全体像はLUNCの取引所のガイドにまとめています。
通貨ごとの注意点
日本円。日本円とLUNCの直接ペアはどこにもありません。私たちが金融庁の登録一覧で確認した限り、登録された暗号資産交換業者でLUNCを扱うところはなく、グローバル版のバイナンスとは別法人のバイナンスジャパンも取り扱っていません。コンバーターの円表示はドル建て価格からの計算値で、国内で円とLUNCを直接やり取りする合法的な手段は現状ありません。海外取引所の多くは金融庁から警告を受けているか未登録なので、私たちは利用をおすすめしていません。日本の規制と税金の扱い(暗号資産の利益は原則として雑所得)は日本のガイドで詳しく説明しています。
トルコリラ。リラはLUNCにとって最も強い現地市場です。バイナンスのLUNC/TRYの板はこのコインの法定通貨ペアとして世界最大で、Binance TRもLUNC_TRYを上場しています。BtcTurkとParibuはLUNCを扱っておらず、BtcTurkのLUNAペアはテラ2.0です。詳しくはトルコのガイドとBinance TRのレビュー(いずれも英語)をご覧ください。
タイバーツ。BitkubのLUNA_THBペアはテラクラシックで、Bitkub自身のマーケットデータでも確認でき、最小注文額は10バーツです。テラ2.0のペアは停止しています。Binance THはLUNCをUSDT建てでのみ扱っています。詳しくはBitkubのレビューとタイのページ(英語)へ。
インドネシアルピア。IndodaxにはLUNC/IDRがあり、1枚1ルピア未満の価格ですが、日々の出来高はとても小さいです。TokocryptoとBittimeはLUNC/USDTのみです。現地のルールはインドネシアのガイド(英語)で解説しています。
フィリピンペソ、ベトナムドン、リンギット、シンガポールドル、香港ドル、台湾ドル。これらの通貨にはどれもLUNCのペアがありません。Coins.ph、MAX、BitoPro、Luno、HashKeyも扱っていません。コンバーターの値は計算値で、実際の換金は海外取引所のUSDTを経由します。このルートは複数の市場で規制上のリスクを伴うので、まず国別のページ、たとえばフィリピンのガイド(英語)を読んでください。
韓国ウォン。ウォン建ての5つの取引所はいずれも2022年5〜6月にこのコインの取引を終了し、再上場したところはありません。11の市場を比べたアジアのハブもご覧ください。
コンバーターの表示より受け取りが少なくなる理由
コンバーターが示すのは仲値の参照値です。実際の取引では、いくつかの小さなコストが積み重なります。まずはスプレッド、つまり最良の買い注文と売り注文の差です。バイナンスのLUNC/USDTのような厚い板ではごくわずかですが、LUNC/IDRのような薄い板では、大きな注文が複数の価格帯を食いつぶし、そのスリッページが手数料より高くつくことがあります。
さらに取引手数料、出金手数料、そして現金化するならUSDTを自国通貨に換えるコストがかかります。個人間取引(P2P)の売り手は上乗せすることが多く、カード購入はカード会社が独自のレートで換算します。取引所の板の中での売買には税がかかりませんが、LUNCをオンチェーンで動かすとバーン税がかかります。税率はガバナンスで1.5%に設定されていて、投票で変更できます。取引所への入金や取引所からの出金も課税対象で、免除されるのはバイナンス自身の内部ウォレット間の移動だけです。ウォレットの手数料設定で税をまかなえない場合は送金額から差し引かれるので、受取人の受け取りが少し減ります。誰が税を負担するのかはバーン税のガイドで説明しています。
目安になるルールをひとつ。大きな換金の前には少額でテスト取引をして、口座に実際に入った額とコンバーターの数字を比べてください。その差が、そのルートでの本当のコストです。
始めるためのUSDTが必要なら
LUNCの市場の多くはUSDT建てです。このサイトのボタンの先にあるCEX.IOはLUNCを上場していませんが、本人確認後にVisa、Mastercard、Apple Pay、Google PayでUSDTを販売しています。そのUSDTをLUNCのペアがある取引所へ送って購入し、自分のウォレットへ出金する流れです。なお、CEX.IOは日本居住者を受け付けていません。
日本にお住まいの方へ:これらのボタンの先にある取引所は日本居住者を受け付けておらず、金融庁に登録された取引所でLUNCを扱うところもありません。
逆方向:現金からLUNCへ
LUNCを現金に換えるのではなく、お金をLUNCに換える場合は、レートよりもルートのほうが重要です。リラやバーツを持っている人は、現地のペアで直接買えることが多いです。それ以外のほとんどの人は、まずUSDTを買い、LUNCを上場している取引所へ送ってそこで買い、Galaxy StationやKeplrなどテラクラシックのネイティブウォレットに出金します。各ステップはLUNCの買い方のガイドで、コインの保管場所はウォレットのガイドで解説しています。日本にお住まいの方は、国内の登録業者経由で買う方法がないことを踏まえ、まず日本のガイドを読んでから判断してください。
どの取引所で買う場合も、事前にLUNCの出金ができる状態かを確認しましょう。バイナンスは過去にウォレットメンテナンスでLUNCの出金を止めたことがあり、出金できないコインは完全には自分のものと言えません。取引所のウォレット画面では、たいてい出金ボタンの横にネットワークの状態が表示されています。
最後に、コンバーターでは分からないことも覚えておいてください。それは、その価格が続くかどうかです。換算値はあくまでスナップショットです。数字が大きくなるには何が変わる必要があるのか、全体像はLUNCは1ドルになるのかとLUNCの供給量のページで説明しています。数字がおかしいと思ったらCoinGeckoでも価格を突き合わせてみてください。
よくある質問
1 LUNCは日本円で何円ですか?
1 LUNCは1円にも遠く及ばないごく小さな金額なので、ライブの数字は上のコンバーターでJPYを選んで確認してください。LUNCと日本円を直接交換するペアはどの取引所にもないため、表示される円の値はドル建て価格に為替レートを掛けた計算値です。桁が小さすぎるので、多くの人は100万LUNCあたりの金額で考えています。
100万LUNCは日本円でいくらですか?
ライブ価格に100万を掛けます。小数点を右に6桁ずらすのと同じです。コンバーターの1Mボタンを押せば自動で計算されます。仮の例として、価格が0.00004ドル、1ドル150円とすると、100万LUNCは手数料を引く前で40ドル、約6,000円になります。
LUNCと日本円の取引ペアはありますか?
ありません。私たちが確認した限り、金融庁に登録された国内の暗号資産交換業者でLUNCを扱うところはなく、バイナンスジャパンも取り扱っていません。韓国ウォンのペアも2022年5〜6月に全取引所で終了し、その後再上場はありません。コンバーターの円やウォンの値は、取引価格ではなくドル建て価格からの計算値です。
LUNCを日本円に換金するにはどうすればいいですか?
日本円で直接売れる場所はないため、一般的にはLUNCを上場している海外取引所でUSDTに売り、そのUSDTを別の手段で円に換えることになります。ただしこうした海外取引所の多くは金融庁から警告を受けているか未登録で、私たちは利用をおすすめしていません。各段階でスプレッドもかかるので、受け取る額は計算値より少なくなります。
LUNCはトルコリラやルピアなら直接取引できますか?
できます。トルコリラはバイナンスとBinance TRにLUNC/TRYがあり、インドネシアルピアはIndodaxにLUNC/IDRがあります。ただしIndodaxの板はかなり薄く、大きな注文は価格を動かします。IndodaxのLUNA/IDRはテラクラシックではなくテラ2.0なので注意してください。
取引所の表示額とコンバーターの値が違うのはなぜですか?
コンバーターはひとつの参照価格と、仲値の為替レートを使っています。取引所が表示するのは自社の板の価格で、買値と売値の差や取引手数料が含まれます。LUNC/TRYやBitkubのLUNA_THBのような現地通貨ペアは、ドル建て価格に対してわずかなプレミアムやディスカウントがつくこともあります。
出典
- CoinGecko:取引所ごとのLUNCティッカー · マーケットデータのアグリゲーター
- バイナンス:現物シンボル一覧(LUNCUSDT、LUNCTRY、LUNCUSDC) · 取引所のマーケットデータ
- Binance TR:上場シンボル一覧 · 取引所のマーケットデータ
- Bitkub:銘柄一覧(LUNA_THB=テラクラシック) · 取引所のマーケットデータ
- Indodax:取引ペア一覧 · 取引所のマーケットデータ
- Kraken:取引ペア一覧 · 取引所のマーケットデータ
- 金融庁:暗号資産交換業者登録一覧 · 規制当局の登録簿
